SDGs

次世代の組合員がそなエリア東京で「もしも」を学ぶ

 東京都杉並区の井荻倶楽部は、3月4日、東京都江東区にある「そなエリア東京」で防災学習体験を行いました。JA東京中央井荻支店管内の組合員・支店職員・本店職員ら20人が参加し、地震災害後の支援が少ないとされる72時間をどう生き抜くのかに焦点を当てた防災学習施設で体験を行いました。
 井荻倶楽部は支店管内の後継者で構成されており、次世代後継者同士の多岐にわたる交流・育成・相談できる仲間づくりを目的として創設されました。2016年10月に発足し、今まで特定生産緑地制度や共済、JA事業などのセミナーを開催しています。今回、災害時に農地が避難場所としても機能することを踏まえ、それを実際に所有している次世代の組合員が学ぶことで、もしもの時の対策になると考え「そなエリア東京」の防災体験学習を選びました。コロナ禍が明け、久しぶりの屋外での体験学習となりました。
 当日は、タブレットを使ってクイズを解いたり、映像やガイドの話などから幅広い知識を取り入れました。参加者のひとりは「タブレットという最新機能を使い、ガイド付きで学べるので、一からわかりやすく災害について学ぶことができるので、多くの人におすすめしたい場所である」と話しました。井荻支店の吉岡俊幸支店長は「もしも地震が起こってしまった際に、我々に何ができるのかというのを学ぶことができました。知識があることで守れるものがあるということを改めて認識できたと感じる」と振り返りました。

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