SDGs

「農を通じ、大学生と連携へ 成城大学とJA東京中央」・東京都世田谷区

 JA東京中央は、昨年の12月下旬にJAキッチンにて成城大学の学生と学食における地場産農産物の提供に向けた打ち合わせをしました。これは9月下旬にJAのホームページを通じて問い合わせがあり、その後メールでのやり取りを経て、実現したものです。
 打ち合わせには、合わせて6人が参加し、同大学からは、法学部1年生の遠藤さんと前田さんが参加しました。2人は日頃より植物由来の原材料を中心に使用した食事を行っています。そして、今回、大学が実施した「学長賞懸賞コンペティション」に参加。テーマは「成城大学の食環境を改善しよう」でした。コンペの途中はJAに協力を要請。最終審査では、日頃より意識しているプラントベースの食事をもとに地場産農産物を使った学食メニューを開発するという内容でプレゼンテーションをしました。結果、最優秀賞を受賞し、今回の打ち合わせにつながったのです。
 打ち合わせでは農産物の出荷時期の確認とメニュー内容の検討を行いました。打ち合わせ後、2人は「ハラルやヴィーガンの留学生など学生みんなが食べることのできるプラントベース学食を通して、世田谷野菜が多くの人に知られるきっかけになれば嬉しい」と話しました。

トップへ