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保育園に野菜プランターと笑顔を届けたい 鎌田守彦さん

 大田区下丸子の鎌田守彦さん(81)が、8月3日、自身が賃貸する認可保育所アスク下丸子保育園へ野菜プランターを届けた。鎌田さんは保育園に賃貸する計画が決まった時に、園児に対し自身の経験を生かして何かできないかと考え、保育園建築に携わったJA東京中央田園事業所に協力を仰いだ。保育園が完成し、開園するまでの間に相川皆子園長と話し合いを重ねた。園長は「園児に教育の一環として野菜の栽培や収穫を体験させてあげたい」と話した。
 園児の年齢を考慮し、まずは野菜のプランター栽培体験を提案した。栽培する野菜はナスとオクラに決定し、同支店職員とプランターを届けた。栽培については鎌田さんが水やり方法、プランター設置場所等のアドバイスをした。今後も週に1、2度訪問して一緒に栽培していくことになっている。
 鎌田さんは「縁があってこのような機会が生まれた。収穫時期に園児たちの笑顔が見られたら嬉しい。また今後は野菜の種類や数を増やしていき、園児たちの食育にも役に立ててもらえれば」と話した。同JA田園調布支店亀井支店長は「保育園の教育に協力できて光栄に思っている。今後もご相談があればJAのできる限り最大限協力していく。」と話した。

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